| wa ta ri do ri 2004.8.17 |
去年の春きみに出会った
一人ぼっちで傷ついた翼ひきずって
何かにおびえていた
ちいさなきみのこと抱き上げて
「もうこわくないよ、ぼくがまもるよ」
夏がすぎ秋がきて
きみはおおきくなった
美しい翼をもった白い鳥
秋の終わりに空ばかり見てた
きみの中の磁石が空の向こうに引き寄せられる
とうとう飛んで行くんだね
「春になって、もしきみが
ぼくのことおぼえていてくれたなら・・・」
きみの重荷にならないように
そんなこと、
祈りも願いもしないけれど
心のかたすみにきみの影焼き付けて
しずかに想ってる

春の光の中
舞い降りる影、大きな翼
きみ、ぼくの真上に!
「あいたかった」
もう会えないのなら
死んでしまってもかまわないと
心は激しく波打っていたのに
ずっとぼくは
自分をおさえつけていたんだ
きっと
きみはきまぐれで、ぼくのところにきてくれたんだね
なのに、
ぼくはまた、きみを愛してしまった